鉄琴買取

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鉄琴とは、打楽器の1種類で、木琴の変種とみなされ、17世紀頃に東南アジアの民族楽器を手本にしてオランダ人が作った楽器であるといわれています。鋼鉄製の小さな音板を調律して音階順に鍵盤の形で配置し、真ちゅう製またはプラスチック製の硬質な球が頭部に付いたばちでたたいて演奏するものです。それぞれの音板は、ピアノと同じ並びになっています。共鳴筒が付いたものや、楽隊用に設計されたものもあります。
コンサート用の鉄琴はグロッケンシュピールと呼ばれます。ドイツ語で「ベルを鳴らす」という意味です。ほかに、ビブラフォン、ベルリラ、メタロフォン、鍵盤付きグロッケンシュピールなどの種類があります。ビブラフォンからビブラートの機能を取り除いたものを立奏用鉄琴といいます。学校用に設計されたもので、構造が単純なため壊れにくいことを長所とします。鍵盤付きグロッケンシュピールは、チェレスタに類似した楽器で、ピアノに似た鍵盤が付いているためピアノと同じように演奏することができます。